気がつけば,今年もあっという間に上半期が過ぎ去ってしまい,クールが変わって新アニメの時期ですが,皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 しかし,最近は時間の流れを早く感じるというか,アニメ見て,ゲームやって,漫画や小説読んでたら,あっという間ですよ。そんなことを思いながら,以前この連載で紹介した『』の賀栒卸伐戛`ズ構成を務める,TVアニメ「氷菓」の原作を読み返していたら,作中の年代が2000年になっているのに気づき,思わず「うわあ」と声が出てしまいました。もうそんなに時間経ってるの……2000年ってまだ20世紀じゃないですか……。 というわけで,今回の「」では,『氷菓』を始めとする〈古典部〉シリーズの5作めにして最新作,『ふたりの距離の概算』を紹介しましょう。ちなみに今なら期間限定で,京都アニメーション描き下ろしリバーシブルカバーになっています。お得だね! 『ふたりの距離の概算』 著者:米澤穂信 出版社/レーベル:角川書店/角川文庫 価格:580円(税込) ISBN:978-4-04-100325-1 京都アニメーション描き下ろし リバーシブルカバー ●省エネ少年と好奇心旺盛な少女の出会い なるべく労力を使わない生き方を尊び,部活動にもこれといった関心を持たない省エネ少年の折木奉太郎(おれきほうたろう)。しかし,神山高校に入学した彼はOGである姉から,存続の危機に瀕する古典部への入部を命じられてしまう。姉の命令には逆らえず,誰もいない部室をプライベートスペース代わりにするのも悪くないと考えた奉太郎だが,彼が部室に足を運んでみると,そこにはすでに先客の少女がいた,cabal rmt。彼女の名前は千反田(ちたんだ)える。 彼女の前で,身の回りの謎に関するいくつかの閃きを披露してしまった奉太郎は,やがて千反田から,ある相談を持ちかけられる。それは33年前,彼女の叔父が関わっていた古典部にまつわる事件の秘密を解明してほしいというものだった。 かくして奉太郎は,リネージュ2 RMT,彼のモットーとは裏腹に,旧友でありデータベース役を務める福部里志(ふくべさとし)や,幼い外見に反して刺々しい性格の伊原摩耶花(いばらまやか)と共に,学校内で起こるさまざまな事件に首を突っ込むはめになってしまう。 ●新入部員の謎を解き明かすため,奉太郎は走……らない? そんな奉太郎も,古典部のみんなで文集を作ったり,映画研究会の撮影を手伝ったりしているうちに,2年生へと進級する
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14 年前
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