2013年1月24日木曜日

シリーズ最高クロックの「Core 2 Duo E8600」レビュー掲載。E0ステッピング版「Core 2 Duo E8500」も試す

。  一方,同じFPSでも,Crysisと比べるとぐっと描画負荷が低くなる「Unreal Tournament 3」では,様相が異なる(グラフ5)。1024×768ドットのような低解像度だと,動作クロックの違いがフレームレートと直結しているのが分かるだろう。ただ,描画負荷が高まる高解像度だと,違いはほとんど認められなくなる。また,定格クロックで比較すると,E8600とE8500の違いは最大でもわずか3fpsだ。  お次もFPSから,さらに描画負荷の低い「Half-Life 2 Episode Two」の結果をまとめたのがグラフ6だが,ここでは1600×1200ドットでもオーバークロックの効果を確認できる。なお,定格クロックにおけるE8600とE8500の差は,多少広がっているが,aion RMT,それでも最大13fps程度。  TPSの「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」(以下,ロスト プラネット)のベンチマークモード「PERFORMANCE TEST」から,「Snow」と「Cave」の結果をまとめたものがグラフ7,8である。  実ゲームに近いスコアが得られるSnowだと,ロスト プラネットは非常に描画負荷が高いタイトルということもあって,Crysisと同じ傾向になる。すなわち,CPUの違いがスコアには一切反映されなくなるわけだが,CPUベンチマークとなるCaveでは,1280×1024ドットまで,オーバークロックのメリットが見られた。  最後はRTS「Company of Heroes」の結果だが,同タイトルも描画負荷は比較的低めということもあって,動作クロック4GHz超えのメリットを低解像度で体感できる。定格動作クロックで比較する限り,E8600とE8500に違いはほとんどないというのも,ここまでに示したタイトルと同じ傾向だ。 E0ステッピングで消費電力の低減を確認OC時は冷却性能の高いCPUクーラー利用が必須  序盤で述べたとおり,E0ステッピングでは消費電力の低減が期待される。そこでいつものように,システム全体の消費電力を,arado rmt,チェックしてみることにした。  OSの起動後,30分間放置した時点を「アイドル時」,MP3エンコードソフト「午後のこ?だ」ベースのCPUベンチマークソフト「午後べんち」の耐久モードを30分連続実行し,その間で最も高い消費電力値をを記録した時点を「高負荷時」として,各時点のスコアを取得
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