2013年1月23日水曜日

ゲームと音楽の地位を高めたいTGS 2011に出展していた音楽制作会社「Creative Intelligence Arts」はこう

由良浩明氏(右)と,アイオン RMT,同社コンポーザー/ゲームクリエイター 菊田裕樹氏(左)。由良氏は中学生の頃,菊田氏の代表作である「聖剣伝説2」を朝まで遊び,その後10時間以上音楽の練習をしたことがあるそうだ  ゲーム制作にはさまざまな才能が関わってくるが,その中でも,作曲家やコンポーザー,演奏家や音楽監督といったサウンド関連の人材は欠かせない,IXA RMT。しかし,どんなに優れた楽曲が作られようとも,それはゲームに付随する形で評価されることがほとんどだ。  由良氏は「現在,決して高いとは言えないゲームの地位や,音楽の地位を引き上げたい。ゲーム音楽をリスペクトしてほしい。音楽業界そのものや,本当の音楽の良さを世界中に発信したい。そういう想いを込めて,TGS 2011に出展しました」と,力強く語っていた。 シリーズ最新作「ソウルキャリバーV」には,INON ZUR氏(代表作:「Fallout 3」「Dragon Age Origins」など),CRIS VELASCO氏(代表作:「God of Warシリーズ」「Warhammer 40,000 Space Marine」など),菊田裕樹氏(代表作:「Shining Hearts」「聖剣伝説2」など),JOHN KURLANDER氏(代表作:映画「ロード?オブ?ザ?リング」「ダイ?ハード4」「StarCraft 2」「Wold of Warcraft」「Diablo III」),そして,現役高校生である作曲家,三好智己氏など,若手から超ベテランまでさまざまなCIAクリエイターが参加している  所属クリエイターの経歴や,制作に関わったタイトル群を見れば,CIAがどれほど優れた音楽制作会社なのかが一目瞭然だが,これまで日本では,大々的にCIAの名がアナウンスされることはあまりなかった。これについて由良氏は,「ゲーム業界は狭いため,我々のような音楽制作会社に出てきてほしくないと思っている人達もおられるし,誤解を受けることも少なくなかった」と語るが,TGS 2011での出展を機に,今後はCIAの認知度やゲーム音楽の価値を高めるため,どんどん表に出て行くことを決めたそうだ。  CIAはその一環として,2011年12月10日(土),SHIBUYA O-EASTにて,音楽イベント「Echoes Of Eternity」を開催予定だという。これはには,CIAを代表するクリエイターである由良氏,菊田氏だけでなく,「モンスターハンター」シリーズや「El
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